ゼ―ベック係数と電気伝導率の同時解析

21世紀において、エネルギー効率の最適化は重要な問題です。多くの工業用途(融解炉、乾燥プラント、焼却プラント、発電プラント等)では、大量の熱エネルギーが未利用の状態になっています。熱の浪費は、自動車から日常生活に至るまで、他の多くの分野でも発生しています。

この排熱の電力への変換は、熱電技術分野における最も重要なチャレンジの一つです。このような変換は、熱電ジェネレーターによって行われ、その効率は熱電材料の品質に大きく依存しています。
 
適切な材料の開発には、次に示すような、材料の効率(ZT 値、性能指数)を示す熱物性に関する知見を得ることが極めて重要です:

S  = ゼ―ベック係数または材料の熱電電位 [µV/K]

σ   = 材料の電気伝導率 [S/cm]

λ   = 材料の熱伝導率 [W/(m•K)]

T  =
絶対温度

  

適切であるとみなされるためには、熱電材料は高い電気伝導率、大きなゼ―ベック係数と低い熱伝導率を備えている必要が有ります。将来、熱電ジェネレーターを使用することが可能になる範囲は、材料の性能にかかっています。
 
NETZSCHは、直ちに効果を発揮する、ゼ―ベック係数と電気伝導率を同時測定可能なSBA 458 Nemesis®をオファーします。
  
熱伝導率、熱拡散率、Cp解析や密度解析用分析装置もNETZSCH製品ラインアップに含まれています。従って、NETZSCHはZT 値を解析する完全なソリューションをオファーします。

SBA 458 Nemesis®

有益な熱電材料の開発において、熱物性の正確な知見は非常に重要です。熱電材料の相対的な性能や効率は、性能指数(ZT)で表わされます。NETZSCHは、同一条件下でのゼ―ベック係数と電気伝導率の同時測定を可能にするソリューションを提供します。