視野を最適化するZoomOptics
一般的に、検出器で走査される試料上面の領域は、最大試料寸法25.4mmlに適合するよう調整されています。それより小さな径の試料は、ほとんどの場合、その辺縁帯を可能な限り、マスクやキャップで覆っています。しかしながら、マスクやキャップ材料を含むすべての物体は赤外線を放射しており、検出器の信号は必然的にその影響を受けます。この影響の度合いは、試料とマスク/キャップ材料との熱拡散率の違いによって顕著になります。結果として、主要温度上昇の最終部分の検出器信号は、温度上昇を続けるか、未完のレベルで終わってしまうことが有ります。どちらの場合も、評価されるハーフタイムのシフトが生じ、計算される熱拡散率に誤りを生じさせます。
ZoomOptics は、検出器の視野を、周辺やマスクからの影響が無くなり、試料の温度上昇のみを記録できるようになるまで調整することを可能にします。ほとんどの測定をカバーするプリセット焦点値は70%ですが、この値は測定試料形状に合わせ、オペレーターが個別に調整することもできます。
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Sample Holders, Accessories and Reference Materials for LFA 447 NanoFlash®,
LFA 467 HyperFlash®, LFA 457 MicroFlash® and LFA 427